コラボレーション
“どう”のファーストコレクションのパッケージを手がけるのは、LAを拠点に活動する中国系アメリカ人画家、Fong Min Liao(フォン・ミン・リャオ)。
- どう(以下D):今回、“どう”とコラボレートした理由を教えてください。
- フォン(以下F):初めて“どう”の哲学やブランドカラーに触れたとき、それらがわたしの作品や、わたしが作品を通して伝えたいメッセージにとても近いことに驚きました。“どう”のファウンダーとわたしは、今をクリエイティブに生きる女性同士。二人であれこれ語り合ううちに、古代中国の陰陽説に基づいたブランドである“どう”には中国のバックグラウンドをもつわたしが関わるべきだと感じたし、なにより、“どう”の成功に貢献したいと思ったのです。ウェルネスは大きなトレンドだけれど、“どう”のようなものは今まで見たことがありません。きっと、多くの人々に愛されるブランドになるはずです。
- D:アーティストとして活動を始めたきっかけは?
- F:わたしはサンフランシスコで生まれて、アメリカのカルチャーに触れながら育ちました。生い立ちがちょっと複雑なこともあって、10代の頃は中国のカルチャーを遠ざけていたところもありました。どこに居るべきかわからなくて、精神的にも落ちている状態でした。自分を変えるにどうしたらいいのかで、ずっともがいていたけれど、2016年の夏、いつでも熱中してしまうアートを本格的にやろうと決めました。アートが、自分を取り戻す手助けになると思ったから。だから、わたしにとってアートとは、セラピーみたいなものね。